2/24/2011

松井秀喜選手は日本に残れば10億円プレイヤーになって王貞治さんの868本を抜いていた

2003年にMLBに渡りすっかり長距離打者から中距離打者になってしまった松井秀喜選手(37)。キャリアハイも日本では50本(02年)ですがアメリカでは31本(04年)です。また2度のWBC不出場からすっかり影が薄くなり、イチロー選手(38)とは対照的に人気も下がりました。1番分かりやすい客観的評価では今季の推定年俸は425万ドル1800万ドルのイチロー選手の1/4以下です。そんな彼がもし02年オフに巨人に残留していれば毎年の様にホームラン王争いをして、王貞治さんの868号を抜いていたのではという事です。

実際に成績を見てみると

日本通算(93-02)332本+米国通算(03-10)161本=493本

このアメリカでの03年から10年までの8年間を日本でプレーしていたと仮定すると

50本×8年=400本+332本=732本

王さんの868本は無理でも歴代2位の野村克也さんの657本は既に抜いてる計算です。03年から10年までの日本でのホームラン王の記録はセ・リーグが03年ラミレス/ウッズ40本、04年ローズ/ウッズ45本、05年新井43本、06年ウッズ47本、07村田36本、08年村田46本、09年ブランコ39本、10年ラミレス49本なので松井選手が毎年約50本打つのも決して無理とは言えません。

また年俸も松井選手はMLB通算で今年も含め8325万ドル貰っていますが、巨人からも00年8年総額56億円、01年には5年総額50億円という大型契約を提示されているので必ずしも向こうに行って儲かったとは言えません。(日本の球団はこれでしばらく10億円プレーヤーが生まれなくなってしまいましたが)

松井選手は日本に残って毎年10億円貰い、通算700本塁打打ち国民的ホームランバッターになるより、現在の様にに毎年オフ球団から放出され約4億円しか貰えないMLB移籍の方が良かったのでしょうか?また残っていたとしてもファンが日本に残ってくれた事を賞賛していたのか挑戦しなかった事を避難していたのかも分かりませんが。