このオールスター落選は、イチローの「終わりの始まり」を象徴する1つになるかもしれない。
彼はMLB移籍後初シーズンで首位打者を取り、日本から8年連続で首位打者を獲得。2年目からは首位打者を逃すも10年連続200安打を達成、途中2004年にはMLBシーズン最多安打262本も達成し、誰もが彼を超一流と認めていた。
しかしその200安打が今シーズンかなり難しい状況だ。84試合を消化した時点で94安打、打率.272と3割さえも下回ってしまうかもしれない。1番心配なのは彼のモチベーション。以前から50歳まで現役を続けると言ってはいるものの、あらゆる連続記録が途絶え、自分が超一流のパフォーマンスが出来ないと自覚した上で現役を続けられるかだ。
スポーツ選手には自分の納得出来るパフォーマンスが出来なくなったと若くしてスパッと辞めちゃう選手と、パフォーマンスが年々落ちながらも解雇されるなどするまで現役を続ける選手がいる。僕はイチローは前者なんではないかと以前から感じている。
ファンとしては今シーズンも3割を達成し、来年また200安打と3割を達成し、2013年WBCに出場してもらいたい。
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